薬害(スモン)
登録販売者|整腸等の目的で用いられた成分により、下半身のしびれや視覚障害などを伴う神経の障害が多発した薬害に関する
整腸等の目的で用いられた成分により、下半身のしびれや視覚障害などを伴う神経の障害が多発した薬害に関する記述のうち、正しいものはどれか。
1原因とされた成分は解熱や鎮痛を目的に用いられたもので、腎臓の機能障害を主たる症状として引き起こしたとされる。
2原因はキノホルム製剤であり、下肢のしびれや視力の障害などの神経症状が現れる病態として知られている。
3主な症状は服用直後の急性のじんましんで、神経への持続的な障害は残りにくかったとされる。
4被害は血液製剤を介した感染が原因であって、整腸を目的とした薬剤の使用とのかかわりは薄いとされる。
5原因とされる成分は現在も整腸薬として用いられており、適正に使えば神経障害は生じにくいとされている。
正解
2.原因はキノホルム製剤であり、下肢のしびれや視力の障害などの神経症状が現れる病態として知られている。
スモンは整腸等の目的で使われたキノホルム製剤を原因とし、下半身のしびれ・歩行困難・視力障害などの神経症状(亜急性脊髄視神経症)を生じた薬害である。
?選択肢ごとの解説
1 ×原因成分は解熱鎮痛目的ではなく整腸等に用いられ主症状も腎障害ではなく神経症状であるため、腎機能障害が主症状とする説明は内容が誤り。
2 ○スモンは整腸等の目的で使われたキノホルム製剤を原因とし、下半身のしびれ・歩行困難・視力障害などの神経症状(亜急性脊髄視神経症)を生じた薬害である。
3 ×症状はじんましんのような急性反応ではなくしびれや視力障害など持続する神経障害が特徴のため、残りにくいとする説明は内容が誤り。
4 ×スモンはキノホルムという化学物質を原因とするため、血液製剤による感染が原因で整腸薬とのかかわりが薄いとする説明は内容が誤り。
5 ×キノホルムは販売中止・使用制限の措置がとられ現在は広く使われていないため、現在も用いられ適正使用で生じにくいとする説明は内容が誤り。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 登録販売者 過去問 · tohan-ch1-0017
