用語集
登録販売者 の重要用語
試験で問われる90の重要用語を、意味・試験での問われ方・覚え方つきで整理しました。「〇〇とは?」がすぐ分かります。
用語一覧(90語)
医療用から一般用に転用された成分を含む市販薬。使用実績はあるが効果が高い分リスクにも注意する。→医療用で用いられてきた有効成分を一般用に切替えたもの。効能が比較的強く、情報提供や副作用への注意が重視される。高温・多湿・光により成分が変質する。表示された使用期限内でも開封後は早めに使い切る。→適切に保管しても経時変化は避けられず、配合成分は光や湿気で分解・変質しうる。品質が保証されるのは未開封で適正保管の場合。LD50(半数致死量)。医薬品の毒性の強さを評価する指標で、投与量と死亡率の関係から求められる。値が小さいほど毒性が強い。→医薬品は使用量が増えると効果より有害反応が強く現れる。毒性の指標にLD50が用いられ、投与量−反応関係の中で位置づけられる。アレルギー。有効成分だけでなく、タートラジン(黄色4号)やカゼイン等の添加物もアレルギーの原因となりうる。→アレルギーには体質・遺伝も関与し、添加物でも生じる。過去にアレルギー経験のある人は同種の添加物を含む製品に特に注意する。アレルギー(過敏反応)。免疫機構が過敏に反応して生じ、薬理作用とは無関係に起こりうる副作用である。→副作用は薬理作用によるものとアレルギーに大別され、後者は基本的な体質にも左右される。プラセボ効果(偽薬効果)。暗示効果や自然経過などが関与し、不確実で意図しない反応も含む。→プラセボ効果は主観的・客観的の両面で現れうるが、それに基づく医薬品の効果は保証されない。ノルアドレナリン。ただし汗腺(エクリン腺)を支配する交感神経ではアセチルコリンが放出される。→自律神経の効果器への伝達物質は、副交感神経がアセチルコリン、交感神経は主にノルアドレナリン。皮膚。表皮・真皮・皮下組織からなり、汗腺による体温調節や外界からの異物侵入を防ぐバリアを担う。→メラニンにより紫外線から体を守り、感覚器としての役割ももつ。網膜の桿体細胞。わずかな光を感じ取り、その働きにはビタミンAが必要。→網膜には明暗を感じる桿体細胞と色を感じる錐体細胞があり、桿体はビタミンA不足で夜盲(暗所で見えにくい)を生じる。肝臓。門脈を経て肝臓で一部が代謝され、全身循環に入る前に量が減少する(初回通過効果)。→経口投与された成分は消化管で吸収され門脈から肝臓へ運ばれ、代謝を受けてから全身へ回る。プチアリン(唾液アミラーゼ)。デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解し、口腔内で消化を始める。→唾液中のプチアリン(唾液アミラーゼ)がデンプンの分解を始める。唾液は口腔内の自浄作用やpHの緩衝作用も担う。ネフロン。糸球体で血液をろ過し、尿細管で必要成分を再吸収して尿をつくる。→腎臓は老廃物の排泄に加え、血圧や体液量・電解質の調節も担う。糸球体とそれに続く尿細管が機能上の単位。小腸。内壁の絨毛から糖・アミノ酸などの栄養分と水分の大半が吸収される。→小腸は全長6〜7mで、絨毛により表面積を大きく広げて効率よく栄養を吸収する。十二指腸・空腸・回腸に分かれる。胆汁。胆汁酸塩が脂質を乳化して消化・吸収を助ける。古くなった赤血球由来のビリルビンも含む。→肝臓で生成され胆嚢で濃縮される。胆汁酸塩が脂質を乳化し脂溶性ビタミンの吸収を促す。ビリルビンは糞便の色のもとになる。肝臓。アルコールや医薬品を代謝し、有害なアンモニアを比較的無害な尿素に変える。栄養分の代謝・貯蔵も担う。→体内最大の臓器で解毒・代謝の中心を担い、再生能力が高い。胆汁も産生する。ヘモグロビン。鉄を含む赤い色素タンパク質で、酸素濃度の高い肺で酸素と結合し、低い組織で酸素を放出する。→ヘモグロビンは鉄とタンパク質からなり、酸素分圧の差を利用して肺で酸素を受け取り末梢組織へ供給する。鉄不足は貧血の一因。クロモグリク酸ナトリウム。肥満細胞からのヒスタミンなどの遊離を抑え、アレルギー症状を予防する。→抗ヒスタミン薬と異なり症状の発現を予防する成分。アレルギー性でない鼻炎には効果がなく、通常他成分と併用する。トラネキサム酸。炎症物質の産生を抑え、のどの腫れや痛みを和らげる。→抗炎症・抗プラスミン作用をもつ。凝固した血液を溶けにくくするため、血栓のある人や既往のある人は相談が必要。サリチルアミド、エテンザミド等のサリチル酸系。15歳未満の水痘・インフルエンザではライ症候群のおそれから使用しない。→ウイルス性疾患にかかった小児での使用が制限される。アスピリンも同様の注意が必要。次硝酸ビスマス等のビスマス製剤。腸粘膜を保護・収斂する。1週間以上の連用や飲酒時の使用は避ける。→アルコールと一緒だと吸収が高まり、長期連用で精神神経症状を生じるおそれがある。イブプロフェン。炎症物質の産生を抑えて解熱鎮痛する。消化性潰瘍の既往者は使用不可、一般用では15歳未満に使わない。→抗炎症作用をもつが胃腸への影響が大きく、出産予定日12週以内の妊婦も使用しない。酸化マグネシウム等のマグネシウム塩。制酸や排便に用いる。腎障害のある人は血中濃度上昇に注意し要相談。→マグネシウムは腎臓から排泄されるため、腎機能が低下していると体内に蓄積しやすい。イミダゾール系抗真菌成分。真菌の細胞膜の合成を妨げて増殖を抑える。→みずむし・たむしの原因菌に働く外用薬。患部がじくじく化膿しているときは、症状を悪化させる恐れがある。ジフェンヒドラミン塩酸塩。中枢での作用により眠気をもよおす。慢性不眠・妊婦・小児には使用しない。→睡眠改善薬として一時的な症状に限り用い、連用で効果が薄れる。翌朝まで眠気が残ることがある。ブロモバレリル尿素。反復摂取で依存を生じ、大量摂取で急性中毒のおそれ。妊婦・授乳婦は使用を避ける。→脳の興奮を抑え鎮静・催眠に働くが依存性が高い。近年は使用が減っている成分。タンニン酸アルブミン。腸粘膜のタンパク質と結びついて被膜をつくり、炎症を抑えて下痢を止める。→収斂作用で腸粘膜を保護する。牛乳のタンパク質(カゼイン)由来のため、乳製品アレルギーの人は使用を避ける。センノシド。大腸を刺激して蠕動運動を促し排便を促す大腸刺激性瀉下成分。センナに含まれる。→大腸刺激性瀉下成分は腸壁を刺激して蠕動を亢進させる。センノシドは連用で効果が減弱しうるため頓用が基本とされる。エチニルエストラジオール。不足を補い更年期障害の症状を緩和するが、妊婦は使用しない。→主に外用で用いても一部が吸収されて全身に作用しうる。妊娠中は胎児への影響のおそれから使用禁忌。アミノ安息香酸エチル。メトヘモグロビン血症のおそれから6歳未満には使用しない。乗物酔い薬などに配合。→知覚を鈍らせ吐き気を抑える目的で用いるが、乳幼児への使用制限がある。ヒマシ油。小腸で分解された物質が腸を刺激し瀉下を促す。妊婦や激しい腹痛時は使用しない。→急激に排便を促す。脂溶性物質による中毒や防虫剤の誤飲などでは、成分の吸収を早める恐れがあり用いない。リドカイン。局所麻酔成分で、皮膚・粘膜の知覚神経を麻痺させ、痔疾用薬や外用薬で痛みや痒みを鎮める。→局所麻酔成分は末梢の知覚神経の伝導を遮断し局所の痛み・痒みを抑える。まれにショック等の過敏症状を生じることに注意。センソ。ヒキガエルの毒腺分泌物由来で、微量で強心作用を示す。1日量5mgを超えず、噛まずに服用する。→有毒で用量上限が定められ、口中に含むと局所麻酔作用でしびれるため噛まず飲み下す。ユビデカレノン。心筋のエネルギー産生を助け、軽い息切れやむくみの症状を改善する。→コエンザイムQ10とも呼ばれ、酸素の利用効率を高めて心臓の働きを助ける。効果がなければ漫然と使い続けない。葛根湯。体力中程度以上で発汗のないかぜの初期や肩こりに用いる。まれに肝機能障害・偽アルドステロン症を生じうる。→カンゾウ・マオウを含み、体力や証に合わせて選ぶ。汗の出ている人には不向き。ブチルスコポラミン臭化物。副交感神経の働きを抑え、消化管の過度な緊張・痙攣を鎮めて痛みを和らげる。→抗コリン成分は消化管平滑筋の過剰な収縮を抑え痙攣性の痛みを緩和する。散瞳・口渇・排尿困難などの副作用に注意する。眠気。ヒスタミンの働きを抑えるため眠気が起こりやすく、服用後は乗物や機械類の運転操作を避ける。→抗ヒスタミン成分は中枢のヒスタミン受容体も遮断するため鎮静的に働き、眠気を招きやすい。トラネキサム酸。炎症物質の産生に関わるプラスミンを抑え、喉の腫れや口内の炎症を和らげる。血栓のある人は要相談。→かぜ薬やトローチ等に配合され、抗炎症とは別に凝固線溶系に働く点に注意する。ヘプロニカート、イノシトールヘキサニコチネート。遊離したニコチン酸が末梢血管を広げ、手足の冷えなどに用いる。→ビタミンEと同様に血行を促す目的で滋養強壮保健薬に配合される末梢循環改善成分。小柴胡湯。かぜの後期や気管支炎などに用いる。インターフェロン製剤との併用は禁忌で、間質性肺炎に注意する。→カンゾウを含み偽アルドステロン症のおそれもある。肝機能障害の副作用に注意。グアイフェネシン等。気道粘膜からの分泌を促進して痰の切れをよくする。粘性を下げる成分とは働きが異なる。→痰そのものの粘りを調整する成分とは別系統で、分泌量を増やして排出を助ける去痰成分。酸化マグネシウム。腸内の浸透圧を高めて水分を引き込み、便を軟化・増大させて排便を促す。→塩類瀉下成分は浸透圧で腸管内へ水分を移行させる。刺激性と異なり作用が穏やかで、腎機能低下時は高マグネシウム血症に注意。体質や体力を表す「証」に合わせて選ぶ。証に合わないと効果が出ず、副作用も生じやすい。→漢方は個々の症状でなく体全体の状態(証)で使い分ける。しばりの表現で適する体力の目安が示される。グリチルリチン酸。抗炎症作用を持つが、大量・長期摂取で偽アルドステロン症(むくみ・高血圧・低カリウム)を起こしうる。→グリチルリチン酸は抗炎症作用を示すが、過剰摂取でナトリウムが貯留し偽アルドステロン症を招く。他剤との重複摂取に注意する。ロートエキス。副交感神経を抑え胃腸の痙攣を鎮める。授乳中は避け、緑内障・排尿困難で悪化のおそれ。→抗コリン作用をもつ生薬エキスで、母乳移行により乳児の脈が速くなることがある。カルボシステイン。痰の中の粘性成分の比率を調整し、痰を切れやすくして排出を促す去痰成分。→去痰成分には気道分泌促進、粘液溶解、粘性調整などがある。カルボシステインは痰の構成成分を調整し排出しやすくする。ネオスチグミンメチル硫酸塩。コリンエステラーゼを阻害し、目の毛様体の調節機能を改善する。→アセチルコリンの分解を抑えて毛様体の働きを助け、目の疲れによるかすみを和らげる。緑内障の人は相談が必要。無水カフェイン。中枢神経を興奮させ眠気や倦怠感を一時的に抑える。利尿作用もあり、過量で振戦・動悸を招く。→カフェインは脳の興奮性を高めて眠気を抑える。反復摂取で耐性・依存を生じうるため、含有飲料との重複摂取に注意する。ニコチンをゆっくり噛んで口の粘膜から吸収させる。コーヒーなど酸性飲料の直後は避ける。→口の中が酸性だと吸収が低下するため飲食直後は使わない。心臓病等のある人や妊婦は使用を避ける。麦門冬湯。体力中等度以下で痰が少なく喉の乾きを伴う咳や気管支炎に用いる。水様痰の多い人には不向き。→乾いた咳やしわがれ声に適し、体力の低い人向け。カンゾウを含む。ビタミンB1(チアミン類)。糖質からのエネルギー産生と神経の正常な働きを助け、疲労時や脚気に用いる。→不足すると神経や筋の働きが低下する。神経痛・筋肉痛・眼精疲労にも配合される。アルミニウムやマグネシウムを含む制酸成分。胃酸を中和して胸やけや胃の不快感を和らげる。→中和作用で胃酸過多の症状を抑える。透析中の人はアルミニウム製剤を避け、腎障害では体内蓄積に注意する。ビタミンB2(リボフラビン類)。脂質の代謝と皮膚・粘膜の健康維持を助ける。摂取すると尿が黄色くなることがある。→口内炎や肌荒れに用いられる。尿の黄変は有害な変化ではないと説明する。ロペラミド。腸管の運動を抑制して下痢を止める。食あたり等の感染性の下痢には安易に使用しない。→ロペラミドは腸管運動を抑え水分・電解質の分泌も抑制する。細菌性の下痢では症状を悪化させうるため安易な使用を避ける。ビサコジル。大腸・直腸を刺激して排便を促す。腸溶錠は服用前後1時間ほど牛乳を避ける。→胃で溶けると効果が弱まり胃を刺激するため、腸溶性の製剤は牛乳・制酸剤と時間をずらす。イブプロフェン。プロスタグランジンの産生を抑えて痛みや熱を鎮めるが、胃腸障害に注意。→抗炎症作用も強いNSAID。胃粘膜を荒らしやすく空腹時服用を避ける。胃・十二指腸潰瘍の既往がある人は使用しない。アセトアミノフェン。主に中枢に作用し末梢の抗炎症作用は期待できず、小児の解熱にも用いられる。→胃腸障害は比較的少ないが、まれに重篤な肝機能障害を生じることがあり用量に注意が必要。ジンコウ(沈香)。香木の樹脂を用い、鎮静・健胃を目的に強心薬などに配合される。→芳香をもつ生薬で、気の巡りを助け精神を落ち着かせる目的で配合される。デキストロメトルファン臭化水素酸塩。中枢の咳中枢に作用して咳を鎮める。麻薬性のコデインより依存性が低い。→中枢性鎮咳成分は咳中枢を直接抑制する。非麻薬性のデキストロメトルファンは連用時の依存リスクが麻薬性成分より低いとされる。ビタミンD。腸管でのカルシウム吸収を促し、骨の形成を助ける。過剰摂取に注意。→不足すると骨が弱くなる。過剰摂取では高カルシウム血症などを起こすため、定められた用量を守る。カルシウム主薬製剤(クエン酸カルシウム等)。骨・歯の形成や神経・筋の働きに関与。過剰摂取で高カルシウム血症のおそれ。→妊娠・授乳期や発育期の骨歯の健康維持に用いる。過剰摂取に注意する。コデインリン酸塩水和物。咳中枢を抑える麻薬性成分で、便秘や依存を生じうる。12歳未満は使用不可。→強い鎮咳作用をもつが、長期・大量で依存性があり、乳児で呼吸抑制のおそれもある。クロルフェニラミンマレイン酸塩。ヒスタミンの働きを抑えくしゃみ・鼻汁を鎮める。前立腺肥大・緑内障は悪化のおそれ。→抗コリン様の副作用で排尿困難や眠気を生じることがあり、運転前は避ける。プソイドエフェドリン塩酸塩。血管を収縮させ鼻粘膜の充血を抑える。高血圧・心臓病・糖尿病・甲状腺機能亢進症では使用不可。→交感神経を刺激するアドレナリン作動成分で、前立腺肥大の排尿困難も悪化させうる。第一類・第二類・第三類医薬品。リスクの程度に応じて分類され、区分ごとに情報提供や陳列の扱いが異なる。→一般用医薬品はリスクに応じ三区分される。第一類は特にリスクが高く、第二類がそれに次ぐ。区分により情報提供の程度が定まる。毒薬・劇薬。毒薬は黒地に白枠白字で品名と『毒』、劇薬は白地に赤枠赤字で品名と『劇』を表示する。→毒薬・劇薬は作用が激しく、容器等への表示が義務づけられる。毒薬は黒地白枠白字、劇薬は白地赤枠赤字。貯蔵も区別する。特定保健用食品。国の審査を受け、特定の保健機能の表示が許可された食品で医薬品ではない。→保健機能食品には特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品がある。いずれも疾病の治療や予防はうたえない。医薬部外品。人体への作用が緩和なもので、あらかじめ定められた範囲内で効能効果を表示できる。整腸薬や制汗剤など。→医薬部外品は医薬品と化粧品の中間的な区分。表示できる効能効果の範囲が定められ、医薬品よりも作用が緩やかとされる。効能効果を誇大に表現する広告や、承認前の医薬品の名称・効能等を広告すること。→医師等が保証したと誤解させる表現も禁止。虚偽・誇大広告は課徴金や罰則の対象となり、広告の三要件で判断される。医薬品等の品質・有効性・安全性を確保し、保健衛生上の危害の発生・拡大を防止すること。→医療機器や再生医療等製品も対象。指定薬物の規制や、必要性の高い医薬品の研究開発の促進も目的に含まれる。要指導医薬品。原則として使用者本人にのみ販売し、薬剤師が対面で書面を用い指導を行う。→要指導医薬品は一般用医薬品とは別に位置づけられ、対面販売と薬剤師の関与が義務づけられる。若年者には氏名・年齢を確認し、あわせて他店を含む購入状況や過量購入でない理由を全購入者に確認する。→指定成分を含む一部の薬は濫用防止の対象。若年者への販売では氏名・年齢の確認や、必要量に限った販売に努める。第一類医薬品。特にリスクが高く薬剤師のみが販売・情報提供でき、登録販売者は第二・三類を扱う。→一般用医薬品は第一〜三類に区分され、登録販売者が扱えるのは第二類と第三類に限られる。医薬品との因果関係が必ずしも明確でなくても、保健衛生上必要と認めれば厚生労働大臣へ報告する。→報告は登録販売者を含む医薬品関係者の努力義務で、実務上はPMDAが受付窓口となる。独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)。適正使用にもかかわらず生じた被害に給付を行う。→医薬品副作用被害救済制度は、適正な使用下での副作用被害を対象に医療費等を給付する。小児の手の届かない場所に保管し、他人と共用しない。シロップ剤は変質防止に冷蔵が望ましい。→別の容器へ移し替えると誤用や品質低下の原因になる。点眼薬なども感染防止のため家族間で使い回さない。「してはいけないこと」。守らないと症状悪化や重篤な副作用・事故が起こりやすくなる事項を記載する欄。→添付文書には『してはいけないこと』と『相談すること』がある。前者は厳守すべき禁止事項で、対象者や併用制限を示す。医師の治療を受けている人、妊婦、高齢者、その薬でアレルギーを起こしたことのある人など。→副作用や相互作用のおそれから、使用前に医師・薬剤師等の専門家に相談したうえで判断すべき対象が示される。添付文書。効能効果、用法用量、使用上の注意等を記載する。必要時に読めるよう製品と共に保管する。→添付文書は開封時に一度目を通し、以後も必要時に読めるよう保管する。内容は必要に応じ随時改訂されるため確認が大切。緊急安全性情報(イエローレター)。緊急かつ重大な注意喚起が必要な場合に作成・配布される。黄色地の印刷。→緊急安全性情報は重大な副作用等が判明した際に緊急周知する文書で通称イエローレター。より軽度の場合は安全性速報(ブルーレター)。皮膚粘膜眼症候群(SJS)等の重篤な副作用の恐れ。直ちに使用を中止し医師の診療を受ける。→発症はまれだが急速に進行する。高熱・全身の発疹に加え、目や口・のどの粘膜のただれが初期症状として現れる。アスピリン等のサリチル酸系(ライ症候群)/イブプロフェン/ロペラミド/プロメタジン/抗ヒスタミン成分含有の睡眠改善薬→「なぜダメか」とセットで覚える(ライ症候群・外国での致命的事例等)。年齢確認は接客の基本動作。中枢性の解熱鎮痛(抗炎症作用はほとんどない)。胃への負担が少なく空腹時にも比較的使いやすいが、重篤な肝機能障害に注意。飲酒との併用は肝障害リスクを高める→小児の解熱に使える数少ない成分(小児用坐薬等)。NSAIDsとの違い(抗炎症の有無)が頻出。1回200mg・1日500mgが上限→胃液分泌亢進・心拍数増加・依存形成に注意。授乳中は乳児の頻脈等を避けるため服用しないか授乳を避ける。要指導・第1類:薬剤師のみ/第2類・第3類:薬剤師または登録販売者→特定販売(ネット販売)ができるのは一般用医薬品のみで、要指導医薬品は対面販売に限られる。窓口:医薬品医療機器総合機構(PMDA)。医療費・医療手当・障害年金・遺族年金等を給付。適正使用したにもかかわらず生じた健康被害が対象→殺虫剤・一般用検査薬・無承認無許可医薬品による被害、入院を要さない軽度の被害は対象外。給付費用は製造販売業者の拠出金が財源。ビタミンA(妊娠3か月以内は過剰摂取で胎児の先天異常リスク)/コデイン類(授乳中は避ける)/カフェイン/センノシド等の刺激性瀉下成分→ビタミンAは1日10,000国際単位以上の継続摂取が問題とされる。相談対応(第5章)でも頻出。要指導:対面・書面で義務+指導/第1類:書面等で義務/第2類:努力義務/第3類:規定なし(望ましい)→第1類は購入者から「説明不要」の意思表明があり薬剤師が適正と判断すれば省略できる(要指導医薬品は省略不可)。ジフェンヒドラミン・クロルフェニラミン等。眠気のため服用後の乗物・機械類の運転操作は避ける。ジフェンヒドラミンは乳汁に移行するため授乳中は服用しない→ジフェンヒドラミンを主薬とする睡眠改善薬(ドリエル等)は、この眠気を主作用として利用したもの。エフェドリン/コデイン/ジヒドロコデイン/ブロモバレリル尿素/プソイドエフェドリン/メチルエフェドリン。若年者には氏名・年齢を確認し、原則1人1包装単位に限る→2023年4月から「鎮咳去痰薬に限る」等の剤形限定が撤廃され、当該成分を含むすべての一般用医薬品が対象になった。スクラルファート・水酸化アルミニウムゲル等のアルミニウム含有制酸成分(アルミニウム脳症・骨症のおそれ)→腎障害でアルミニウムが排泄されず蓄積するため。長期連用も避ける。
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