貧血用薬
登録販売者「」の問題
鉄欠乏性貧血の改善に用いる内服の鉄製剤について、客から服用上の注意を尋ねられた。鉄製剤の吸収や副作用、相互作用に関する説明として、最も適切なものはどれか。
1鉄製剤は胃腸障害を避けるため、空腹時に服用するのが基本とされている。
2鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあり、これは鉄分に由来する。
3鉄製剤は貧血が確認されていない人にも、滋養強壮の目的で予防的に勧められる。
4鉄製剤は緑茶などタンニン酸を含む飲食物と一緒に摂ると、鉄の吸収が高まりやすい。
5鉄製剤の主な副作用は眠気で、服用中は運転を控えるのが望ましい。
正解
2.鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあり、これは鉄分に由来する。
鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあるが、これは消化管内の鉄に由来する正常範囲の変化であり、あらかじめ説明しておくと不要な不安を避けられる。
?選択肢ごとの解説
1 ×鉄製剤は胃腸障害を起こしやすいため、空腹時ではなく食後に服用するのが基本で、空腹時を基本とする説明は逆である。
2 ○鉄製剤を服用すると便が黒くなることがあるが、これは消化管内の鉄に由来する正常範囲の変化であり、あらかじめ説明しておくと不要な不安を避けられる。
3 ×鉄欠乏が確認されていないのに鉄を補う必要はなく、予防的・漫然と摂取するのは適切でない。
4 ×タンニン酸(緑茶等に含まれる)は鉄と結合して吸収を妨げる方向であり、吸収が高まるとするのは逆である。
5 ×鉄製剤の主な副作用は悪心・便秘等の消化器症状で、眠気を主な副作用とするのは事実と異なる。
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