皮膚用薬(消毒薬の特徴)
登録販売者「」の問題
殺菌消毒に用いるエタノールおよび関連成分に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1エタノールは濃度が高いほど蒸発が遅く、原液をそのまま長く塗り込むほど殺菌力が高まる成分である。
2エタノールは微生物のタンパク質を変性させて殺菌するが、皮膚刺激性があり、粘膜や目の周り、傷がある部分への使用には向かない。
3オキシドール(過酸化水素水)はエタノールと同じアルコールの一種で、引火しやすいため火気に注意する成分である。
4クロルヘキシジングルコン酸塩は、結核菌やウイルスにまで広く効果が及ぶため、エタノールの代わりとして目や口の粘膜の消毒に広く多用される成分である。
5ベンザルコニウム塩化物は、エタノールと違ってタンパク質を凝固させないため、化膿した深い傷の内部の消毒に向いた成分である。
正解
2.エタノールは微生物のタンパク質を変性させて殺菌するが、皮膚刺激性があり、粘膜や目の周り、傷がある部分への使用には向かない。
エタノールは微生物のタンパク質を変性させることで殺菌消毒作用を示すが、皮膚刺激性があるため、粘膜や目の周り、傷がある部分への使用には向かず、揮発性で引火しやすい点にも注意する。
?選択肢ごとの解説
1 ×エタノールは濃度が高いほど揮発(蒸発)が速く、適度な濃度(消毒用は約70〜80%程度)で殺菌力が高い。原液を長く塗り込むほど良いとはいえない。
2 ○エタノールは微生物のタンパク質を変性させることで殺菌消毒作用を示すが、皮膚刺激性があるため、粘膜や目の周り、傷がある部分への使用には向かず、揮発性で引火しやすい点にも注意する。
3 ×オキシドール(過酸化水素水)はアルコールではなく、引火しやすいのはエタノールの性質である。両者を混同している。
4 ×クロルヘキシジングルコン酸塩は結核菌やウイルスには効果が薄く、粘膜への使用にはアナフィラキシーの懸念から注意を要するため、粘膜消毒に多用されるとはいえない。
5 ×ベンザルコニウムは陽性界面活性成分で、化膿した深い傷の内部の消毒に向くとはいえず、有機物(膿等)があると効果が低下する。
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ukamiru 過去問 · 登録販売者 · tohan-ch3-0167
