相談すること(基礎疾患・緑内障等)

登録販売者抗コリン作用を有する成分を含む内服薬の添付文書で、『相談すること』として基礎疾患名が列記される場合がある

医薬品の適正使用・安全対策相談すること(基礎疾患・緑内障等)難易度:hard
抗コリン作用を有する成分を含む内服薬の添付文書で、『相談すること』として基礎疾患名が列記される場合がある。次のうち、その記載が想定する疾患の組合せとして最も適切なものはどれか。
1緑内障・排尿困難・前立腺肥大は、抗コリン作用で症状が悪化しうるが互いに関係がないので、同じ薬の添付文書に併記されることはなく、それぞれ別の薬に分けて記載されるという整理になっている。
2記載される疾患は心臓病が中心で、緑内障や排尿困難は添付文書の相談対象から外される。
3これらの疾患は抗コリン成分で改善するため、治療目的での使用を勧める記載がされる。
4緑内障や前立腺肥大は外用薬で問題になり、内服薬では相談対象に含めない扱いとなる。
5緑内障・排尿困難・前立腺肥大のある人は、抗コリン作用により症状が悪化するおそれがあるため、使用前に相談するよう促される。
正解
5.緑内障・排尿困難・前立腺肥大のある人は、抗コリン作用により症状が悪化するおそれがあるため、使用前に相談するよう促される。

抗コリン作用は房水の流れを妨げて眼圧を上げたり、膀胱の収縮を抑えて排尿を困難にしたりするため、緑内障や排尿困難、前立腺肥大のある人では症状悪化のおそれがあり、使用前の相談が求められる。

?選択肢ごとの解説

1 ×これらは抗コリン作用という共通の機序で悪化しうるため互いに関係があり、同じ薬に併記されることもあるので、別の薬に分けて記載するという整理は事実と異なる。
2 ×相談対象となる疾患は心臓病が中心というわけではなく、緑内障・排尿困難なども相談対象に含まれる。
3 ×抗コリン成分はこれらの症状を悪化させうるものであり、治療目的での使用を勧める記載にはならない。
4 ×内服薬でも全身的な抗コリン作用が生じうるため、内服を相談対象から外すのは適切でない。
5 ○抗コリン作用は房水の流れを妨げて眼圧を上げたり、膀胱の収縮を抑えて排尿を困難にしたりするため、緑内障や排尿困難、前立腺肥大のある人では症状悪化のおそれがあり、使用前の相談が求められる。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 登録販売者 過去問 · tohan-ch5-0055

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