薬害CJD
登録販売者「プリオンの特性」の問題
クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の原因物質と病態に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1CJDの原因となるプリオンは、ウイルスの一種であり遺伝情報として核酸を有する。
2CJDの原因となるプリオンはタンパク質の一種であり、脳の組織に蓄積して進行性の神経症状を生じる。
3CJDでは脳の病変は軽くとどまり、現れた症状も時間の経過とともに自然に軽快していくと考えられている。
4CJDは抗生物質の投与により速やかに治癒する細菌感染症である。
5CJDは血液を介して伝播する経路が中心で、組織の移植による伝播の寄与は小さいと整理されている。
正解
2.CJDの原因となるプリオンはタンパク質の一種であり、脳の組織に蓄積して進行性の神経症状を生じる。
プリオンはウイルスや細菌とは異なるタンパク質の一種であり、脳の組織に蓄積して神経細胞を変性させ、認知症に類似した精神神経症状が現れて進行性に悪化する。
?選択肢ごとの解説
1 ×プリオンは核酸を持たないタンパク質であり、核酸を遺伝情報とするウイルスとは異なるため誤り。
2 ○プリオンはウイルスや細菌とは異なるタンパク質の一種であり、脳の組織に蓄積して神経細胞を変性させ、認知症に類似した精神神経症状が現れて進行性に悪化する。
3 ×CJDは脳の組織が変性し進行性に悪化して自然回復しないため、病変が軽く自然に軽快するとする内容が事実に反する。
4 ×CJDは細菌感染症ではなく抗生物質で治癒しないため、抗生物質で治癒するとするのは誤り。
5 ×CJDはプリオンに汚染された乾燥硬膜の移植が主要な感染経路であり、移植による伝播の寄与が小さいとする内容が事実に反する。
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