鎮咳去痰薬

登録販売者」の問題

主な医薬品とその作用鎮咳去痰薬難易度:normal
55歳の男性が、咳と息苦しさにせき止めを求めている。問診で高血圧と甲状腺機能の異常を指摘されているとわかった。気管支を広げる目的で配合されるトリメトキノール塩酸塩などのアドレナリン作動成分について、この男性への対応として最も適切なものはどれか。
1心臓病・高血圧・甲状腺機能障害のある人では症状を悪化させるおそれがあり、注意が必要である
2気管支を広げる作用があるので、持病を気にせず勧めてよい
3これらの成分は気管支を収縮させる作用をもち、気道を狭めて咳を物理的に止めることで症状を強力に抑える
4血圧を下げる作用があるため、高血圧の人にむしろ好都合である
5中枢に作用して咳中枢を抑える麻薬性成分なので、依存に注意する
正解
1心臓病・高血圧・甲状腺機能障害のある人では症状を悪化させるおそれがあり、注意が必要である

トリメトキノール等のアドレナリン作動成分は交感神経を刺激して気管支を拡張するが、同時に心臓を刺激し血圧を上げうるため、心臓病・高血圧・甲状腺機能障害のある人では症状悪化に注意が必要である。

?選択肢ごとの解説

1 ○トリメトキノール等のアドレナリン作動成分は交感神経を刺激して気管支を拡張するが、同時に心臓を刺激し血圧を上げうるため、心臓病・高血圧・甲状腺機能障害のある人では症状悪化に注意が必要である。
2 ×交感神経刺激で心血管系に負担がかかるため、これらの持病がある人に無条件で勧めてはいけない。
3 ×気管支を収縮させるのではなく拡張させる成分で、作用の方向が逆である。
4 ×血圧を下げるのではなく上昇させうるため、高血圧の人にはむしろ不利である。
5 ×中枢性の麻薬性鎮咳成分ではなく、末梢で気管支平滑筋を弛緩させる成分である。
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ukamiru 過去問 · 登録販売者 · tohan-ch3-0022

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