肝臓
登録販売者|物質の代謝と貯蔵に関する
肝臓における物質の代謝と貯蔵に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1小腸で吸収されたブドウ糖は、肝臓を通る間にグリコーゲンへ変換されず、濃度の調整も受けないまま血中に放出される。
2小腸で吸収されたブドウ糖は、肝臓でグリコーゲンとして貯えられ、必要に応じてブドウ糖に戻されて血糖を保つ。
3肝臓は脂溶性ビタミンを貯蔵する機能を欠いており、摂取した脂溶性ビタミンは尿中へ排泄されて処理される。
4肝臓はアミノ酸を代謝する酵素を備えておらず、分解の過程で生じる有害なアンモニアの処理も、そのまま腎臓へ送ってゆだねている。
5肝臓は余剰のブドウ糖を脂質へ変換せず、使い切れない糖は便とともに体外へ排出される。
正解
2.小腸で吸収されたブドウ糖は、肝臓でグリコーゲンとして貯えられ、必要に応じてブドウ糖に戻されて血糖を保つ。
肝臓は消化管から吸収されたブドウ糖をグリコーゲンとして合成・貯蔵し、血糖値が下がると再びブドウ糖に分解して血中へ放出する。これにより空腹時でも血糖値を一定範囲に保つ役割を担う。
?選択肢ごとの解説
1 ×吸収されたブドウ糖は肝臓でグリコーゲンへ変換・貯蔵され、血糖の調整を受けるため、無変化のまま放出されるとする記述は肝臓の貯蔵機能を取り違えている。
2 ○肝臓は消化管から吸収されたブドウ糖をグリコーゲンとして合成・貯蔵し、血糖値が下がると再びブドウ糖に分解して血中へ放出する。これにより空腹時でも血糖値を一定範囲に保つ役割を担う。
3 ×肝臓はビタミンA・D等の脂溶性ビタミンを貯蔵する器官であり、貯蔵機能を欠き尿へ排泄するという記述は事実に反する。
4 ×肝臓はアミノ酸代謝の中心で、分解で生じたアンモニアを尿素へ変える酵素系を備えており、処理を腎臓へゆだねているわけではない。
5 ×肝臓は余剰のブドウ糖を脂質へ変換する経路を持ち、使い切れない糖が便へ排出されるという記述は代謝経路の理解を誤っている。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 登録販売者 過去問 · tohan-ch2-0037
