肝臓
登録販売者「肝臓」の問題
肝臓が担う合成および解毒の働きについて、最も適切な記述はどれか。
1血漿タンパク質であるアルブミンは赤血球と同じく骨髄で合成される成分で、肝臓はその産生にほとんど関与していないと考えられている。
2アンモニアは肝臓で尿酸に変えられ、生じた尿酸は胆汁を介して便へ排出される。
3肝臓は血漿タンパク質であるアルブミンを合成し、また体内に生じた有害なアンモニアを毒性の低い尿素へ変える。
4肝臓は脂質の消化を助ける胃酸を産生して、十二指腸へ送り出している。
5アルコールは肝臓ではなく腎臓で代謝されて無毒化され、肝臓は処理に関わらない。
正解
3.肝臓は血漿タンパク質であるアルブミンを合成し、また体内に生じた有害なアンモニアを毒性の低い尿素へ変える。
肝臓は血漿タンパク質の主要な合成場所で、アルブミンや血液凝固因子などを作る。また、タンパク質代謝で生じる有害なアンモニアを毒性の低い尿素へ変換し、腎臓から排泄させる。
?選択肢ごとの解説
1 ×アルブミンは肝臓で合成される血漿タンパク質であり、骨髄で作られ肝臓が関与しないとするのは合成部位の取り違えである。
2 ×アンモニアが変換されるのは尿酸ではなく尿素であり、また尿素は主に腎臓から尿中へ排泄される点でも誤っている。
3 ○肝臓は血漿タンパク質の主要な合成場所で、アルブミンや血液凝固因子などを作る。また、タンパク質代謝で生じる有害なアンモニアを毒性の低い尿素へ変換し、腎臓から排泄させる。
4 ×胃酸を産生するのは胃の胃腺であり、肝臓ではない。肝臓が出すのは脂肪の消化を助ける胆汁である。
5 ×アルコールは主に肝臓で代謝され無毒化される。腎臓で代謝され肝臓が関わらないという記述は代謝の中心臓器を誤っている。
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