鎮咳去痰・胃腸薬
登録販売者「鎮咳去痰薬」の問題
鎮咳成分であるコデインリン酸塩水和物に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑えるが、便秘を生じやすく、12歳未満の小児には使用が禁忌とされている。
2気管支を拡張させることで咳を鎮める成分であり、自律神経系を介して作用するため心臓病の人では使用を避ける。
3痰の粘り気を弱めて切れやすくする去痰成分であり、咳中枢そのものには直接作用することはない。
4抗ヒスタミン作用により気道のアレルギー性の咳を抑える成分であって、咳中枢には作用しない。
5口腔内や咽頭に局所的に作用して炎症を和らげることで、間接的に咳を軽減する成分である。
正解
1.延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑えるが、便秘を生じやすく、12歳未満の小児には使用が禁忌とされている。
コデインリン酸塩水和物は延髄の咳嗽中枢に直接作用して咳反射を抑える麻薬性鎮咳成分であり、消化管の運動も抑制するため便秘を生じやすい。さらに呼吸抑制のリスクから12歳未満の小児には使用が禁忌とされている。
?選択肢ごとの解説
1 ○コデインリン酸塩水和物は延髄の咳嗽中枢に直接作用して咳反射を抑える麻薬性鎮咳成分であり、消化管の運動も抑制するため便秘を生じやすい。さらに呼吸抑制のリスクから12歳未満の小児には使用が禁忌とされている。
2 ×気管支拡張により咳を鎮め心臓病で注意を要するのはメチルエフェドリン等のアドレナリン作動成分であり、コデインの作用機序ではない。
3 ×痰を切れやすくするのはカルボシステイン等の去痰成分の作用であり、咳中枢を抑えるコデインの説明として誤りである。
4 ×抗ヒスタミン作用で気道のアレルギー性の咳を抑えるのはクロルフェニラミン等であり、中枢性鎮咳のコデインとは別系統である。
5 ×局所に作用して炎症を和らげるのは口腔咽喉薬・含嗽薬の発想であり、全身性に咳中枢へ働くコデインの記述ではない。
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