鎮咳去痰・胃腸薬
登録販売者「鎮咳去痰薬」の問題
気管支拡張成分であるメチルエフェドリン塩酸塩に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1延髄の咳嗽中枢を直接抑制することで咳反射を止める中枢性の成分である。
2痰の粘り気を弱めて切れやすくする去痰成分であり、心臓には影響しない。
3抗ヒスタミン作用により気道のアレルギー反応を抑え、眠気を主作用として生じさせる成分である。
4交感神経系を刺激して気管支を拡張するが、心臓を興奮させるため心臓病等で注意を要する。
5局所麻酔作用により咽頭の知覚を鈍らせ、咳反射を抑える局所作用の成分である。
正解
4.交感神経系を刺激して気管支を拡張するが、心臓を興奮させるため心臓病等で注意を要する。
メチルエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分であり、交感神経系を刺激して気管支を拡張し呼吸を楽にする。同時に心臓を興奮させ血圧を上げる作用もあるため、心臓病・高血圧・甲状腺機能亢進症・糖尿病の人では使用に注意を要する。
?選択肢ごとの解説
1 ×咳嗽中枢を直接抑えるのはコデインやデキストロメトルファン等の中枢性鎮咳成分であり、メチルエフェドリンの作用ではない。
2 ×痰を切れやすくするのはカルボシステイン等の去痰成分であり、メチルエフェドリンは気管支拡張成分で心臓にも影響する。
3 ×抗ヒスタミン作用で眠気を主作用とするのはクロルフェニラミン等であり、交感神経刺激のメチルエフェドリンとは逆の系統である。
4 ○メチルエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分であり、交感神経系を刺激して気管支を拡張し呼吸を楽にする。同時に心臓を興奮させ血圧を上げる作用もあるため、心臓病・高血圧・甲状腺機能亢進症・糖尿病の人では使用に注意を要する。
5 ×局所麻酔作用で咽頭の知覚を鈍らせるのは含嗽薬等に用いる成分の発想であり、全身性に交感神経を刺激する本成分とは異なる。
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