腸の薬
登録販売者「」の問題
瀉下成分のうち、大腸で腸内細菌によって分解されて生じた成分が大腸を刺激し、母乳を与える女性では乳児の下痢を起こすおそれがあるダイオウについての記述として、最も適切なものはどれか。
1ダイオウの瀉下成分は腸で速やかに不活化されて全身に回らないため、授乳中でも乳児への影響はないとされる。
2ダイオウは便に水分を含ませて軟らかくする便軟化成分である。
3ダイオウは腸内容物に水分を引き込む塩類下剤である。
4ダイオウは小腸を直接刺激して急激な瀉下作用を示す。
5ダイオウの成分の一部は乳汁中に移行し、乳児に下痢を生じさせるおそれがある。
正解
5.ダイオウの成分の一部は乳汁中に移行し、乳児に下痢を生じさせるおそれがある。
ダイオウはセンノシドを含む大腸刺激性瀉下生薬で、その成分の一部が乳汁中に移行するため、母乳を与える女性が使用すると乳児に下痢を生じさせるおそれがある。
?選択肢ごとの解説
1 ×ダイオウの成分は乳汁中に移行しうるため、授乳中の使用は乳児への影響が懸念され『影響はない』は誤り。
2 ×便を軟らかくする便軟化はDSSの作用で、ダイオウは大腸刺激性である。
3 ×腸内容物に水分を引き込む塩類下剤は酸化マグネシウム等で、ダイオウの機序ではない。
4 ×小腸を直接刺激して急激に作用するのはヒマシ油で、ダイオウは大腸を刺激する。
5 ○ダイオウはセンノシドを含む大腸刺激性瀉下生薬で、その成分の一部が乳汁中に移行するため、母乳を与える女性が使用すると乳児に下痢を生じさせるおそれがある。
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