鼻炎用点鼻薬
登録販売者「」の問題
鼻炎用点鼻薬に配合されるアドレナリン作動成分(ナファゾリン塩酸塩等)を長期間にわたり連用したときに起こりやすい現象として、最も適切なものはどれか。
1二次充血により、かえって鼻づまりがひどくなりやすい。
2鼻粘膜の血管が拡張したまま戻らなくなり、鼻汁の分泌が止まりやすくなる。
3成分が中枢に作用して強い眠気を生じ、日中の活動に支障をきたしやすくなる。
4鼻粘膜でヒスタミンの産生が高まることで、くしゃみの回数が減って鼻炎の症状が安定する。
5局所麻酔のような作用で嗅覚が永続的に改善する。
正解
1.二次充血により、かえって鼻づまりがひどくなりやすい。
ナファゾリン等のアドレナリン作動成分は鼻粘膜の血管を収縮させて鼻づまりを緩和するが、長期連用すると二次充血(反跳)を起こし、かえって鼻づまりがひどくなる反跳性鼻閉を招きやすい。
?選択肢ごとの解説
1 ○ナファゾリン等のアドレナリン作動成分は鼻粘膜の血管を収縮させて鼻づまりを緩和するが、長期連用すると二次充血(反跳)を起こし、かえって鼻づまりがひどくなる反跳性鼻閉を招きやすい。
2 ×連用で問題となるのは血管が収縮しすぎた後の反動的な充血であり、血管が拡張したまま戻らず鼻汁だけ止まるという説明は誤りである。
3 ×アドレナリン作動成分の局所点鼻は中枢性の強い眠気を主作用とするものではなく、連用の典型的弊害として眠気を挙げるのは適切でない。
4 ×連用でヒスタミン産生が高まって症状が安定するという機序はなく、むしろ反跳で悪化しやすい。
5 ×局所麻酔様作用で嗅覚が永続的に改善するという事実はなく、連用の弊害の説明として誤りである。
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