漢方処方製剤
登録販売者「」の問題
構成生薬にカンゾウを含む漢方処方製剤を長期連用した際に注意すべき副作用として、最も適切なものはどれか。
1インスリン分泌が過剰に刺激されて血糖値が急激に低下する低血糖発作を生じ、冷汗や動悸、意識障害をきたす。
2グリチルリチン酸の作用により偽アルドステロン症を生じ、低カリウム血症やむくみ、血圧上昇をきたす。
3葉酸の吸収が阻害され、巨赤芽球性貧血を生じる。
4尿酸の排泄が促進されて高尿酸血症を生じ、痛風発作を誘発する。
5角膜に色素が沈着して視力低下を生じる。
正解
2.グリチルリチン酸の作用により偽アルドステロン症を生じ、低カリウム血症やむくみ、血圧上昇をきたす。
カンゾウに含まれるグリチルリチン酸は体内でアルドステロン様の作用を示し、ナトリウム貯留・カリウム排泄を促す。その結果、偽アルドステロン症として低カリウム血症、むくみ、血圧上昇、手足のだるさやこわばりを生じることがあり、特に高齢者やカンゾウを含む製剤の併用・長期連用で注意を要する。
?選択肢ごとの解説
1 ×カンゾウは血糖を急激に下げる作用を主としておらず、低血糖発作は偽アルドステロン症の症状ではない。
2 ○カンゾウに含まれるグリチルリチン酸は体内でアルドステロン様の作用を示し、ナトリウム貯留・カリウム排泄を促す。その結果、偽アルドステロン症として低カリウム血症、むくみ、血圧上昇、手足のだるさやこわばりを生じることがあり、特に高齢者やカンゾウを含む製剤の併用・長期連用で注意を要する。
3 ×葉酸吸収阻害による巨赤芽球性貧血はカンゾウの典型的副作用ではない。
4 ×カンゾウで尿酸排泄が促進され痛風を誘発するという機序は当てはまらず、偽アルドステロン症はカリウム異常が中心。
5 ×角膜色素沈着による視力低下はカンゾウの偽アルドステロン症とは無関係。
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ukamiru 過去問 · 登録販売者 · tohan-ch3-0187
