漢方処方製剤
登録販売者「」の問題
小柴胡湯に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1体力が充実して脇腹からみぞおちにかけて苦しく、便秘がちな人の胃炎や常習便秘に用い、構成生薬のダイオウにより強い瀉下作用を示す。
2体力虚弱で胃腸が弱く冷え症の人の下痢・腹痛に用い、構成生薬は乾姜・人参などである。
3インターフェロン製剤との併用により間質性肺炎を生じやすく併用禁忌とされ、肝硬変・肝癌の人にも使用を避ける。
4のどの痛みに用い、構成生薬は桔梗と甘草からなる。
5こむら返りや筋肉の急激なけいれんを伴う痛みに頓用し、即効性がある。
正解
3.インターフェロン製剤との併用により間質性肺炎を生じやすく併用禁忌とされ、肝硬変・肝癌の人にも使用を避ける。
小柴胡湯はインターフェロン製剤との併用で間質性肺炎を生じるおそれが高く併用禁忌とされている。また肝硬変・肝癌の患者では間質性肺炎の副作用が現れやすいため使用を避ける必要があり、発熱・咳・呼吸困難などの初期症状に注意する。
?選択肢ごとの解説
1 ×体力充実者の便秘・ダイオウによる瀉下は大柴胡湯など別処方の特徴で、小柴胡湯の適応ではない。
2 ×虚弱・冷え症の下痢腹痛に乾姜・人参を用いるのは人参湯の説明で、小柴胡湯とは異なる。
3 ○小柴胡湯はインターフェロン製剤との併用で間質性肺炎を生じるおそれが高く併用禁忌とされている。また肝硬変・肝癌の患者では間質性肺炎の副作用が現れやすいため使用を避ける必要があり、発熱・咳・呼吸困難などの初期症状に注意する。
4 ×桔梗と甘草のみでのどの痛みに用いるのは桔梗湯の説明であり、小柴胡湯ではない。
5 ×こむら返りなど急激な筋けいれんへの頓用は芍薬甘草湯の特徴で、小柴胡湯の用途ではない。
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