漢方処方製剤
登録販売者「」の問題
肥満傾向に用いられる漢方処方に関する記述のうち、防已黄耆湯について最も適切なものはどれか。
1体力充実して腹部に皮下脂肪が多く便秘がちな人の肥満症に用い、構成生薬にマオウ・ダイオウ・カンゾウを含む。
2のどのつかえ感や不安・抑うつのある人に用い、構成生薬に半夏・厚朴を含む。
3体力が充実し脇腹からみぞおちにかけて苦しく便秘する人に用い、構成生薬にダイオウを含む。
4体力虚弱で食欲不振や全身倦怠の人の滋養強壮に用い、肥満症には適応しない補剤である。
5体力中等度以下で疲れやすく、汗をかきやすい水ぶとり傾向の人の肥満症や関節のはれ・痛みに用いる。
正解
5.体力中等度以下で疲れやすく、汗をかきやすい水ぶとり傾向の人の肥満症や関節のはれ・痛みに用いる。
防已黄耆湯は体力中等度以下で疲れやすく、汗のかきやすい傾向のある人の、いわゆる水ぶとり(水太り)に伴う肥満症や、多汗症、関節のはれや痛み(変形性膝関節症など)に用いられる。皮下に水がたまりやすい虚証寄りの肥満が目安となる。
?選択肢ごとの解説
1 ×体力充実・腹部脂肪・便秘がちで、マオウ・ダイオウ・カンゾウを含むのは防風通聖散の特徴であり、防已黄耆湯ではない。
2 ×のどのつかえ感・不安抑うつで半夏・厚朴を含むのは半夏厚朴湯の説明であり、肥満処方ではない。
3 ×体力充実・脇腹からみぞおちが苦しく便秘し、ダイオウを含むのは大柴胡湯の説明で、肥満症にも応用されるが防已黄耆湯とは別。
4 ×虚弱・食欲不振・全身倦怠の滋養強壮に用いるのは補中益気湯などの補剤で、防已黄耆湯の主眼ではない。
5 ○防已黄耆湯は体力中等度以下で疲れやすく、汗のかきやすい傾向のある人の、いわゆる水ぶとり(水太り)に伴う肥満症や、多汗症、関節のはれや痛み(変形性膝関節症など)に用いられる。皮下に水がたまりやすい虚証寄りの肥満が目安となる。
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