鎮咳去痰・胃腸薬
登録販売者「腸の薬」の問題
止瀉成分であるロペラミド塩酸塩に関する記述として、最も適切なものはどれか。
1腸内のタンパク質と結合して粘膜表面に被膜を作り、収れん作用で炎症を和らげる成分である。
2腸内の有害物質を吸着して便とともに排出することで下痢を止める吸着成分である。
3木クレオソートのように腸の異常発酵を抑えることで下痢を止める防腐殺菌の成分である。
4腸の運動を抑えて下痢を止めるが、食あたりなど感染性の下痢に安易に使うべきではない。
5腸内細菌のバランスを整えることで、緩やかに下痢を改善する整腸成分である。
正解
4.腸の運動を抑えて下痢を止めるが、食あたりなど感染性の下痢に安易に使うべきではない。
ロペラミド塩酸塩は腸管の運動を抑制して内容物の通過を遅らせ下痢を止めるが、細菌性の食あたりなど原因物質を体外へ排出すべき下痢では症状を悪化させるおそれがあるため、安易に使用すべきでない。
?選択肢ごとの解説
1 ×タンパク質と結合し被膜を作って収れん作用を示すのはタンニン酸アルブミン等の収れん成分であり、腸運動を抑えるロペラミドの作用ではない。
2 ×有害物質を吸着して排出するのは吸着成分(薬用炭等)の作用であり、ロペラミドの止瀉機序とは異なる。
3 ×腸の異常発酵を抑えて下痢を止めるのは木クレオソート等であり、腸運動抑制で作用するロペラミドとは別機序である。
4 ○ロペラミド塩酸塩は腸管の運動を抑制して内容物の通過を遅らせ下痢を止めるが、細菌性の食あたりなど原因物質を体外へ排出すべき下痢では症状を悪化させるおそれがあるため、安易に使用すべきでない。
5 ×腸内細菌のバランスを整えるのは乳酸菌等の整腸成分であり、運動を抑える止瀉成分のロペラミドとは目的が異なる。
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ukamiru 過去問 · 登録販売者 · tohan-ch3-0059
