皮膚・漢方・検査薬

登録販売者漢方処方製剤・生薬成分」の問題

主な医薬品とその作用皮膚・漢方・検査薬難易度:normal
漢方処方製剤および生薬成分に関する記述のうち、正しいものはどれか。
1漢方処方製剤は、用いる人の体質や症状(証)への適合にかかわらず、安定した効果が得られる。
2漢方処方製剤は天然由来の生薬から成るので、副作用の心配はないとされている。
3マオウ(麻黄)は鎮静作用を主とし、交感神経系を刺激する働きは持たないとされる。
4ダイオウ(大黄)には瀉下作用がないため、母乳を与えている女性が使用しても乳児には影響しないとされる。
5カンゾウ(甘草)を大量に、または長期に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。
正解
5カンゾウ(甘草)を大量に、または長期に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある。

カンゾウ(甘草)の主成分グリチルリチン酸は、大量に、または長期に摂取すると偽アルドステロン症(むくみ・血圧上昇・低カリウム血症等)を生じるおそれがある。多くの漢方やかぜ薬等に配合されるため、重複摂取にも注意を要する。

?選択肢ごとの解説

1 ×漢方処方製剤は『証』に合って初めて効果が期待でき、合わないと効果が得られないばかりか副作用を生じることもあるため、適合にかかわらず安定とするのは誤り。
2 ×生薬由来でも副作用は生じうるため、副作用の心配はないとするのは誤り。
3 ×マオウ(麻黄)はエフェドリンを含み交感神経を興奮させ、気管支拡張等を示すため、刺激する働きを持たないとするのは誤り。
4 ×ダイオウ(大黄)は瀉下(下剤)作用をもち、成分が母乳に移行して乳児に下痢を起こすおそれがあるため誤り。授乳中は注意を要する。
5 ○カンゾウ(甘草)の主成分グリチルリチン酸は、大量に、または長期に摂取すると偽アルドステロン症(むくみ・血圧上昇・低カリウム血症等)を生じるおそれがある。多くの漢方やかぜ薬等に配合されるため、重複摂取にも注意を要する。
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