薬の生体内運命
登録販売者「」の問題
医薬品の血中濃度と薬効・毒性の関係に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
1血中濃度が最小有効濃度を下回っていても、有効成分が体内に残っていれば薬効は十分に得られる。
2血中濃度を高く保つほど薬効は強まって安全になるので、用量は多くするのが望ましい。
3服用後の血中濃度は、代謝・排泄を受けても下がらず一定の高さに保たれ続ける。
4中毒域とは薬効が現れない低い濃度の範囲を指し、この範囲では副作用が問題になりにくい。
5血中濃度は服用後に時間とともに上昇・下降し、有効域に保たれている範囲で薬効が現れる。
正解
5.血中濃度は服用後に時間とともに上昇・下降し、有効域に保たれている範囲で薬効が現れる。
服用後、血中濃度は吸収により上昇し、代謝・排泄により下降する。薬効は最小有効濃度を超え、中毒域に達しない『有効域(治療域)』に保たれているときに適切に現れる。
?選択肢ごとの解説
1 ×最小有効濃度を下回ると薬効が現れにくく、体内に残っていれば十分な効果が得られるという理解は誤り。
2 ×濃度を高くしすぎると中毒域に入り副作用が強まるため、用量を多くするほど良いという記述は事実に反する。
3 ×血中濃度は代謝・排泄を受けて時間とともに下がっていくため、下がらず一定の高さに保たれ続けるという記述は事実に反する。
4 ×中毒域は薬効を超えて副作用が強く現れる高い濃度域で、薬効の現れない低濃度域という説明は中毒域の定義を取り違えている。
5 ○服用後、血中濃度は吸収により上昇し、代謝・排泄により下降する。薬効は最小有効濃度を超え、中毒域に達しない『有効域(治療域)』に保たれているときに適切に現れる。
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